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世界一美しい”かたつむり”と”慈悲”。


ヴァチカン美術館でワタシの心を奪うのは

システィーナ礼拝堂のミケランジェロ”最後の審判”と…


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この息をのむほど美しい螺旋階段。


”かたつむり”と呼ばれるこの2重らせん階段は

上がる人と下がる人が会うことはないとう構造。



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昔ここに来たときはこの階段も人がけっこういっぱいだったし

ツアーで参加してたりでゆっくり眺める時間がなかったので



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今回は絶対にゆっくり見たい、と思っていたもののひとつ。



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今は美術館に入るときは違う順路で入るので

この階段は美術館を出るときに通る最後の芸術品みたいなもの…。



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ずっと見ていたい…。



そしてもう一つ…ずっと見ていたいもの。



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ミケランジェロの”ピエタ”。


これはヴァチカン美術館の絵画館にあるレプリカ。


本物はサンピエトロ寺院にあって…そちらも撮影はできるけど

ガラス越しだし、やはりたくさんの人が群がるので

なかなか慌ただしい見学になってしまうけど。



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ここはロープで軽くさえぎられているだけで

かなり近づけるうえに、サンピエトロ寺院では見られない角度からも見られるし

レプリカだからなのかあまり人もいないので

これもかぶりつきでゆっくり見られてよかった。



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絵画より彫刻の方が好き、と書いたけど…

本当にこのピエタを生れてはじめて見たときの驚きは今も忘れない。


昔の宗教画などはイエスは神だったけれど

このイエスは人間の肉体として表現されてて



血管が浮き出していたり指や手のひらのしわの様子といい

マリアの何とも言えない慈悲の表情といい…(ピエタは慈悲という意味)



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身に纏っている服がホントは石で作られてるのに

まるで柔らかな布、本当に布を纏っているようにしか見えない…。




「ミケランジェロは本物の天才だ。」と泣きそうになったこと

よく覚えてる。。。




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サンピエトロ寺院内の方がピエタの置いてある位置もあって


より荘厳に感じるけど…(本物だからっていうのも多いにあるね)


こんなに近づいて…じっくり独り占めできて幸せだった。。。




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結局アタシって…最後の審判といいピエタといい

ミケランジェロファン、ってこと???(笑


いや、違うな…フィレンツェのダビデ像とかぜんぜん好みぢゃないし…(笑


だけどこの最後の審判とピエタはワタシにとっては

世界一。


そしてこのらせん階段もね。

(らせん階段はミランジェロではありません)



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by mi-piace | 2016-04-23 22:46 | 犬と海外旅行 2016 
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