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バブー君との出会い。 ちょっとお話長いですよ・・・。

5月16日。
パリに来る前、PECOに必要なエンドースメントをもらうのに、どこへ行ったらよいのか
事前に調べておきたくて、ネットでずいぶん、探してみました。
イタリアではお役所でも、本当にテキトーです。
ズラ~っと窓口に人が並んでいても、係りの人間は隣の人と、
なにやらべらべらしゃべっていて一向に進まない。
挙句、時間が来ると、そういうとこだけキッチリと、
「はいっ、今日はおしまいっ!!」とばかりに
どれほどの人が待っていようと、窓口を閉めてしまう。
翌日もその繰り返し・・・。 そうかと思うとその次の日は、
何故か白人とその他人種の列を分けてみて、
白人ばっかりが進むのを横目で見ながら途方にくれると
日本人だけこっちゃこい、と手招きして特別扱いされたりする。
もう本当に適当で、まったく予定なんてたたないのです。
だからフランスも同じラテン系、もしそんなだったら、大変困るのです。
タイトなスケジュールでもしそんな目にあうと、PECOが日本に再入国できなくなるから
これはもう私にとって最大の難問でした。

藁にもすがる思いで、パリに住んでいる方が書いているブログをみては
片っ端から数名の方にメールを送りました。
そんななか、たいへん親切にお返事をくださったのが
以前こちらでも紹介した
パリときどきバブーのまりこさんでした。
まりこさんはご丁寧に、わざわざ検疫所まで出向いてくださり
当時、そこにあるといわれていた住所にないことを知り、
わざわざ新しい場所まで調べてくださいました。
予約がいるかどうかも、電話などして確認してくださったりと
本当にありがたかったのです。
そのお陰で、安心してパリへPECOを連れていくことができたのです。

そんなまりこさんにはかわいいヨーキーのバブー君という家族がいます。
パリではぜひお会いしたいと思っていたところ、今日の夜時間が取れるとのことで
ポンデサール橋で待ち合わせです。
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この橋もアメリにでてくる木でできた素敵な橋です。
そこにバブー君と、まりこさんの彼、勇樹君が佇んでいました。
なんと絵になることでしょう!
ハンサムな彼をみて、まりこさんへの期待も膨らみます。
実はイタリアで出会った日本人、結構曲者が多いのです。
(あ、これを見てるアタシの知人たち、ごめんよ~。)
はっきりいうと美人はいない!(もちろんアタシも含めてですよっ。)
どちらかというと個性的な人が圧倒的。
ブログから想像するまりこさんは、とっても感じのよい若い方。
だけど、パリに長く住んでメイクアップアーティストとして活躍してらっしゃるから
もしかして実際はすっごいおばさんだったらどうしよう、とか
ちょっといかれてる人だったらどうしようとか、考えていただけに
彼の爽やかさは、ほっと安心できるものでした。
そしてバブー君かわいい!!!
が、PECOの犬嫌い大炸裂で、バブー君がかわいそう・・・。
ほんと、あんた失礼だよっっ!!!

そして仕事帰りのまりこさん、登場!
想像以上に素敵!!
さすがメイクさん、肌がきれい! もちろん顔もすっごく綺麗!
ほんとにお似合いのカップルです。

まりこさんに連れられて、ルーブル近くの素敵なカフェへ。
さすが地元っ子、おしゃれな場所を知ってます。
せっかく素敵だったので写真撮っとけばよかったのに
あまりにまりこさんたちとの会話が楽しくって忘れてしまいました(苦笑)

私たちはいかにパリが素敵かを語り、
まりこさんたちはいかにイタリアが素晴らしかったかを語り、
お互いに、住むと見るとじゃ大違いなことを確認しました。
でも、私はやっぱりサンジェルマン界隈でみかけたパリジャンのほうが
イタリア伊達男よりかっこいいと今でも信じてる!
まりこさんと勇樹君いわく、きっとそれはフランス人じゃないか、ハーフだっ!と
断言してましたが・・・・。

でも本当にパリはイタリアと比べたらキチンとしてます。
犬のう○ち問題も酷く取りざたされていたので、どれほどひどいのかと思いきや
実際、イタリアのほうがあきらかに多い!(ただし10年前の情報ですが・・・。)
それこそ10年以上前、初めてパリに来たのは私がイタリア留学中のことでした。
当時、本当にイタリアのすべてにイライラしていた私にとって
パリのすべてが美しく華やかで、やさしいものに感じました。
もちろん今ではイタリアも大好きですが、パリはやっぱり魅力的。

お店も圧倒的にパリのほうがお洒落です。
イタリアはファッションというイメージですが、私からすると
イタリアのファッションはマニッシュすぎます。
いわゆる雑貨やさんなどもなく、それぞれ個々のお店に買いにいくという感じでした。
その点、パリのファッションは程よくかわいらしさが入ったものですし
お洒落な雑貨屋さんもたくさんあります。
イタリア男は確かにかっこよいですが、私にはちょっと濃すぎ。
イタリアマダムは、ちょっと怖いし・・・。
でもパリは程よい濃さだったり、かわいらしいお婆ちゃんがいたり・・・。

まりこさんたちいわく、犬連れだから優しいんですよ、と言ってましたが
10数年前に訪れたときも、まったくフランス語も話せない、英語もおぼつかない
私に、フランスの人はとっても親切でした。
2度ともそうでした。
そして今回も・・・。
フランス人に馬鹿にされた態度など1度もとられたことがないので
本当にパリはいつでも素敵な印象です。

そうは言っても、やはり生活しているお二人にとっては
いろいろ不満もあることはよく解ります。
それこそイタリアにいるころ、旅行に来た友人は喜んでいましたが
私たちは嫌な思いも散々しましたから・・・。

とにかく、楽しい会話が続きます。
そして何より、まりこさんが
「PECO、パリまで来てくれてありがとう!」ととっても喜んでくださったことが
本当に嬉しかった!
実際、長距離飛行機にのせてまでわざわざ連れて来なくても、と思う人もいる中
まりこさんと勇樹君は手放しで喜んでくださった優しさが嬉しかった!

こんな素敵な二人&バブーくんとの時間はあっという間に過ぎてしまい
お別れのときが・・・。
見ず知らずの人間のため、時間と労力を割いてくださり、
ご自宅に夕食まで招待してくれた(時間があわず行けなかったのですが)
優しいお二人に本当に感謝です。
一昨年、バルセロナでも、とってもお世話になったかたがいました。
海外で暮らす日本人は何故こんなにもやさしいのでしょう?

PECOもせっかくバブーくんと会えたのに、もうちょっと仲良くできればよかったのに・・・。
バブーくん、ごめんね。

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そうそう、こんなに素敵なお店なのにお会計も安かったのがまた驚きでした!
どこでもパリのカフェは高いのに、こんなに素敵で、ルーブル目の前の
好立地なのに、こんな値段でよいのでしょうか?という感じ。
お店の名前すら忘れちゃいましたが、またまりこさんに確認するとしよう。
偶然、土産で買っていったMAISON DU CHOCOLATのマカロン、
まりこさんのパリ一押しマカロンだったそうで、何より!
マカロン好きの友人にも買ってかえろっと♪
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by mi-piace | 2006-05-25 05:00 | 犬と海外旅行 パリ編
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